ジョブロ [おすすめワイン特集]

コート・シャロネーズにおける銘醸地のタイトルを、小さいながらもメルキュレイと争うジヴリー。そのトップドメーヌがジョブロである。 ドメーヌが所有するブドウ畑の総面積は14haほど。 すべてジヴリーのアペラシオンにあり、1級畑はセリエ・オー・モワンヌの赤(2.14ha)、 セルヴォワジーヌの赤(2.80ha)と白(0.65ha)、マロルの赤(2.48ha)、ボワ・シュヴォーの赤(1.23ha)、 それから2011年より1級に昇格したアン・ヴォーの白(1.75ha)。村名畑はピエ・ド・ショームの赤(0.57ha)と白(0.73ha)だ。 現在は、2021年からドメーヌに参画したエレーヌ・サルキスが造りを担当。醸造学のディプロマを持つ彼女は、 以前は金融関係の仕事をしていたという異色の経歴の持ち主。アルザスのツィント・フンブレヒト、シャトー・パルメなど有名ドメーヌでの研修を経て、 ブルゴーニュでのワイン造りという夢をかなえた。ジャン・マルク・ジョブロが長年やってきたことを継続する。
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