マレ

オート・コート・ド・ニュイのムイエ村に1945年から続く農業家の家系で、1990年に3代目フレデリック・マレが継承してドメーヌを設立しました。 国家資格であるエノログ(醸造技師)の資格も有するフレデリックは、あらゆる秘技をマスターした、プロ中のプロ。所有する18ヘクタールの全面積において厳格なリュット・レゾネ栽培を実践し、十分なスペースをもって合理的に設計された醸造所では、毎ヴィンテージごとに異なるぶどうの特性に応じて、オートクチュール的な醸造を行っています。 「美味しい料理を食べることが私の生きがいです。なので、私自身が美味しい料理とともに飲みたいと思うワインを造っています」。 ベテランのエノログならではの、圧倒的な品質の安定感。シルキーな口当たりの後、じんわりと湧き上がってくる果実の旨味、大地の滋味。美食家ゆえの、食に対する美意識の深さが、私たちをマリアージュの陶酔へと誘ってくれます。
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