「熟成されて美味しくなる」ということが言われますが、なぜでしょうか?

例えばお肉。
酵素の働きでタンパク質がアミノ酸などのいわゆる旨み成分に変化することによって美味しく柔らかくなります。ただし温度が高すぎると腐ってしまったり、低すぎると凍ってしまって熟成が進まなかったりととてもデリケートです。
また食材、食品によって最適な温度も異なってきます。

氷温とは0度から食品が凍るまでの温度、だいたい-1~-3度の温度です。
日本酒は常温貯蔵された場合、色味が増し琥珀や山吹色になることが多いですが、氷温熟成の場合は無色で、角がとれ丸みをもった味わいへと変わってきます。

蔵元さんが手間暇かけ生み出した日本酒をより一層美味しい状態で飲んでいただけるよう、当店ではリーチインクーラーとプレハブ冷蔵庫で熟成・貯蔵させています。
出来るだけそのお酒の真価が発揮できた時に飲んでいただきたいと思っています。



◆氷温熟成日本酒