田染の夕　窓の月　特別純米酒　720ml [010034]

日本酒＞窓の月＞純米酒

平安時代から中世にかけての農村景観が継承されている田染荘。その田染にかつてあった酒蔵「渡邊酒造場」は、昭和50年代まで銘酒「窓の月」を醸造していました。今回、「窓の月」を復刻して、田染荘の景色を未来に伝える一助とすることを目的としたプロジェクトのお酒です。お米の香りをよく感じられ、後味も爽やかな特別純米酒に仕上がりました。

田染地区で醸造に適した米・水を探し、田染池部の米（ヒノヒカリの一等米）と水（醸造適性良好）を選定。本プロジェクトでつくるお酒のコンセプトは景色を伝える日本酒。皆さんが美味しく飲めるように精米歩合60%の特別純米酒に仕上げます。今回醸造を快く引き受けていただいたのは、宇佐市長洲の小松酒造場さん。杜氏の小松潤平さんには田染の水の検査にも立ち会っていただき、その水質の良さに太鼓判をいただきました。お酒のネーミングには、間戸の月と一緒に守り伝えたい、夕日岩屋の夕日を加えて、【田染の夕 窓の月（たしぶのゆうべ 　まどのつき）】とし、渡邊酒造場のご子息の方にもご快諾いただきました。

田染荘の美しい風景を見た目でも楽しんでいただくため、デザインを制作していただいたのは国東市国見町「waku waku works」のモリヤマケイジ様＆chami様の夫妻。お酒のイメージを見た目で表現しただけでなく、立体的な仕掛けも取り入れてくださいました。実際に手に取って日本酒を選ぶ際に、ひときわ目立つデザインに仕上がりました。

国東半島・田染の美しい農村の景観が、遠い未来にも多くの人に愛され、残されていくことを願っています。

・原　材　料　名：米（大分県豊後高田市産）、米麹（大分県豊後高田市産）
・精　米　歩　合：６０％
・内　　容　　量：７２０ｍｌ
・アルコール度数：１５度
・製　　造　　者：株式会社小松酒造場