フランソワ・ミエ

シャンボール・ミュジニィ最高峰に君臨する「ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ」で1986年から30年以上に渡り醸造責任者を務める、ドメーヌの顔でもある大御所フランソワ・ミエ氏が新たに2人の息子達と共に立ち上げたミクロ・ネゴシアンです。旧知の栽培農家より吟味したブドウを購入し、醸造から瓶詰めはシャンボール・ミュジニィ村、ヴォギュエのすぐ裏にある自宅の地下室にて行っています。 定年間近である自身のキャリア集大成として「一切の妥協を排し細部までこだわり抜き、テロワールとフィネスを表した完璧なワインを造りたい」という想いから最高の機材を調達し、それぞれジョルジュ・ルーミエやアントナン・ギヨンなどの名門ドメーヌで修業を積んでいる息子達と共に相談しながらワイン造りを行います。100%除梗、垂直プレス機を使用しフリーランジュースのみを優しく抽出、良質の澱と共に古樽中心にて18〜19カ月間樽熟成させるなど、醸造はヴォギュエのスタイルを継承しています。ファーストヴィンテージである2017年の生産量は僅か3000本にも満たない中、匠が手掛ける希少すぎるワインに全世界が注目しています。
4