酔鯨(すいげい)


土佐の食文化の特徴の一つとして皿鉢料理があります。皿鉢料理とは、海、山の素材を使い作ったお料理を一つのお皿に盛り付ける宴会料理の一つです。

お刺身から天ぷらまで、大きなお皿に盛られたお料理に合わせてお酒を楽しみ、会話を楽しむという食文化、宴会文化がある土佐では、お酒の味わいは、自然と「お料理に合わせた味わい」、「お料理を引き立てる味わい」が求められます。酔鯨の味わいは、このお料理との相性ということをもっとも大事にし、食事とともに楽しめる“食中酒”をあくまで追求しています。

仕込み水は高知市の北部、土佐山地区の湧水です。このお水には酒造りには適さない鉄やマンガンなどは含まれておりません。自然のろ過を経て湧き出るお水は新鮮で、出来上がるお酒は味にキレが有り、品質の劣化が少ないお酒に仕上がります。

お米は西日本各地の産地から取り寄せ、兵庫県産の「山田錦」を始め、広島県産の「八反錦」、岡山県産の「雄町」、そして高知の「吟の夢」など、原料米の特性が明確なお米を使っています。

6