【2017】クロ・ヴージョ グロ・フレール・エ・スール [100856]

【2017】クロ・ヴージョ グロ・フレール・エ・スール [100856]

販売価格: 23,100円(税込)

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商品詳細

フランス>ブルゴーニュ・ルージュ>クロ・ヴージョ>グロ・フレール・エ・スール

ヴォーヌ・ロマネ村きっての名門グロ一家の血をひくドメーヌ。ベルナール氏がこのドメーヌに入った後、最初に行なったのがブドウの植え替えだったため、このドメーヌにヴィエイユ・ヴィーニュはありません。ですが、ミシェル・グロと共に購入した果汁濃縮機を用いるほか独自の手法を行なっており、その結果、力強く逞しいスタイルのワインが生まれています。

ヴァンサン・グロ率いる新生グロ・フレールについての露出の少なさは各社含めて情報の乏しさも相まっているように思います。グロ・フレール&スールの名前を一躍知らしめたベルナール・グロ。息子のヴァンサン・グロがドメーヌに戻り参画したのは2009年。

除草剤をやめ除草のための機械を取り入れ、少しずつ変革が始まります。トネリエと話し合い、樽のための木材から過失の温度、材質や乾燥の方法…現地雑誌でヴァンサン・グロはこのように語っています。
『私たちの16の区画はすべて同じもので同じ葡萄です。同じ樽の中で同じ手法で醸造しています。私たちはすべてのワインに対して同じように接し、同じだけ注意を払います。土地と地勢が違いを生むのです。ヴィニュロンはワインにアイデンティティを与えます。しかしながらテロワールこればかりは私たちの手を逸脱した魔法なのです。私はビオの方法を適用しようとは思いません。自然の求めるままにすることと技術の進歩を利用することの中間で私たちは正しい均衡を見つける必要があります。』

ヴァンサンは16年に続き17年もSO2無しでワインを造った。ひと嗅ぎしただけで15年以前のワインと大きく変わったスタイルにすぐ気づく。明らかにナチュラル系の風味なのだ。

ただ、下級のキュヴェは要素レベルが低いので、その香味には酸化と豆のニュアンスがある。苦手な人は多分ダメと思う。ただし中位以上のキュヴェは要素レベルの強さから、それらがマスキング気味となる。

なお、ヴァンサンはナチュラルワインを目指しているのではないとキッパリ断言する。SO2無添加以外は一般的な造り方を行っているし、SO2を入れない方が美味しくなると思って行動しているだけなのだ。

ヴァンサン曰く「とても状態のよいブドウで、少し凝縮しているかなと思った。8月まで暑かったものの、ブドウ自体の温度が高くない状態で収穫できたので温度コントロールがしやすく、SO2無しに挑戦することができた」。

AOC クロ・ヴージョ グラン クリュ

【輸入元 オルヴォー】